大人気のバイト、カフェ店員。
オシャレなイメージのあるカフェ店員のバイトは、誰しも1度は働いてみたいと思ったことがあるはず。
そんなカフェ店員バイトの中でも、「個人店カフェ」「チェーン店カフェ」で、違いがあることを知っていましたか?
カフェバイト好きな私が、両方での経験を通じて、その違いと魅力をそれぞれ紹介していきますね!
チェーン店でのカフェバイト
まずは、チェーン店カフェのバイト内容を紹介していきます。
チェーン店カフェの特徴
企業が経営する、全国展開型のチェーン店カフェ。
1店舗につき、店長や副店長は社員2〜3名で、アルバイトは20名ほどで運営しています。
- ドトールコーヒーショップ
- スターバックスコーヒー
- シアトルズベストコーヒー
- サンマルクカフェ
- 上島珈琲店
チェーン店カフェのメリット
マニュアルがある
これは、チェーン店カフェの大きなメリットの1つ。
研修を行う時も、何かを調べる時も役立つのがマニュアルです。
マニュアルがあることで、教え方に差が無くなり、誰でも仕事を覚えることができますよ!
ビジネスマナーが身に付く
接客スキルが身に付くと同時に、ビジネスマナーも学ぶことができます。
電話応対や会社の上司と面談する機会があることは、企業のチェーン店カフェならではと言えますね。
ヘルプ先へ行ける
年末年始などの大型連休の時期や、急遽人手を募集している店舗へ、働きに行くこともあります。
自店舗とは違う客層や雰囲気を体験することができ、非常に良い経験となりますよ!
チェーン店カフェのデメリット
スピードや手際の良さが重視
チェーン店カフェは、繁華街や駅ナカにある店舗が多いので、基本的に忙しいです。
特に、スピードのある提供が求められる時間帯は、7時〜8時・12時〜13時。
出勤前のサラリーマンや、昼食のピークタイムは必然的に忙しくなりますね。
新しいレシピを覚える必要がある
基本的に、2週間〜1ヶ月に1度のペースで、新作の情報を覚え、準備をしています。
例えば、新作発売の初日に、「試作も事前知識もない…」という状況になるのは、ご法度!
シフトが週1〜2の人にとっては、入る度に情報を追う必要があるので、かなり大変です。
ルールが厳しい
チェーン店カフェのブランドイメージを損なわないよう、社会人としてのルールも厳しく言われることも。
稀に、社会経験の少ない学生スタッフだけで、お店を運営する時間帯があるかもしれません。
そんな時に、ルールがあることを知らなかったら…と、想像するだけでゾッとしますよね!
そんなことが起こらないようにするために、チェーン店だからこそのルールが厳しくあり、知っておく必要があります。
個人店でのカフェバイト
続いては、個人店カフェのバイト内容を紹介していきます!
個人店カフェの特徴
1人のオーナーが個人で経営するカフェや喫茶店のことを指します。
昔ながらの喫茶店は、ほとんどが個人経営でしょう。
従業員数は、オーナーが店長を兼任するなど、お店によってさまざま。
最大で、5名程の人数で、運営するところがほとんどです。
個人店カフェは、個性的で、オーナーの世界観やこだわりが強く反映されるところが魅力の1つ。
地元の人々に愛されている、地域密着型なカフェも多いですね。
- 古民家カフェ
- 純喫茶
- 隠れ家カフェ
個人店カフェのメリット
チェーン店に比べて、服装が自由
チェーン店ではドレスコードといって、ユニフォームのような規定があるお店がほとんど。
その反面、個人店カフェの服装は、比較的緩めです。
ただ、規定が緩めな分、判断基準は人によって違うことも…。
面接や働き始める際に、オーナーや店長に確認することは必須ですよ!
マイペースに働ける
個人店カフェは、チェーン店カフェよりも忙しくなく、どちらかといえば、ゆったりしています。
時間を気にする来客も少ないので、自分のペースで、丁寧に働くことができます。
あとは、オーナーや店長の価値観が合えば、尚更働きやすいですね!
スピードより、質を重視
チェーン店カフェとは違い、個人店カフェは、その場所にしかない随一のお店です。
足を運んで来る人も、そのお店に期待をしながら来店します。
人気店であれば、行列にも並ぶし、多少提供を待っても大丈夫と思う人ばかり。
しかしその分、サービスや味、品質の期待を裏切らないようにする必要があります。
その期待のハードルは、かなり高いことが分かりますね。
個人店カフェのデメリット
求人募集しているかわからない
個人店カフェでは、店内の貼り紙を見かけない限り、いつ求人募集しているか一見分からないですよね。
経験者の私は、直接、個人店カフェの店員さんに直談判しに行きました(笑)
その日にオーナーの方と面接をしてもらい、なんと、その場で採用してもらうことに。
丁度、辞めるスタッフがいたそうで、誰かの紹介で働ける人がいないか探していたそうです。
個人店カフェは、タイミングがほとんどだと思うので、直談判するのが1番手っ取り早い手段なのかもしれませんね。
拘束時間が長く感じる
個人店カフェは、お店によっては認知度がまだ低く、1日で1組も来店が無かった…ということは実はあることなんですよね。
そんな中、お店ですることが無くなると、暇になってしまい、緊張感も無くなります。
こういった時の過ぎていく時間は、いつもより長く感じるもの…。
ある意味、地獄ですよね。
基本的に忙しいチェーン店カフェとは、全く逆の悩みとも言えるでしょう。
常連客との関係性
個人店カフェには、必ずといっていいほど、常連客がいます。
常連客とは、ほぼ毎日来店してくれるお得意様のこと。
常連客の方の期待を損なわないよう、どんな時も笑顔で接客しましょう。
個人店で働いていた時は、ほぼ毎日のようにケーキを持って来てくれるおじいさんがいました。
その分、1時間ほどお話しを聞かなければいけなかったのですが…(笑)
常連客との関係性やコミュニケーションは、個人店カフェのほうが、より重視されますね!
カフェ店員バイトを選ぶときのポイント
ここからは、カフェでバイトを選ぶときのポイントを状況別に紹介し、経験を元におすすめしていきます!
カフェ店員バイト初心者→チェーン店カフェがおすすめ
カフェ店員バイトが初心者という人や、バイト自体が初めての人は、チェーン店カフェを選ぶほうがおすすめです。
なぜなら、チェーン店カフェで働いているスタッフも学生が多く、マニュアルに沿った研修があるので、安心して働けますよ。
学業との両立を重視したい人→個人店カフェがおすすめ
「平日は学業を優先し、週末だけ短時間でカフェバイトがしたい」と思っている人は、絶対に個人店カフェがおすすめです。
チェーン店カフェでは、シーズン毎に期間限定ドリンクが発売され、忙しくなります。
そこで、うまく相談していないと、授業のある日にシフトが入っていることも…。
メニューもシンプルで、あまり変化のない個人店カフェでバイトをするほうが、学業との両立ができますよ。
将来カフェを経営したい人→両方店の経験がおすすめ
「いつか自分のカフェを開いてみたい」という夢を持っている人は、両方店を経験するべきだと思います。
- チェーン店カフェ:スタッフ教育や職場環境、在庫管理や物流の仕組み
- 個人店カフェ :地域との関係性、ブランド創り、マスターからの技術習得
どちらにも良さがあり、片方でしか経験できないこともあるので、バイト期間を決めて選択するのも1つの手ですね!
まとめ|カフェ店員バイトは、どちらも楽しい!
カフェ店員のバイトは、チェーン店でも、個人店でも、内容はそれほど変わりません。
どちらも経験した私からすれば、どちらにも良さがあり、やり甲斐も感じました。
「カフェで働いてみたい!」と思った人は、先ほども紹介したように、自身の状況や将来のことを踏まえて検討してみると良いですよ。
検討している人は、是非、参考にしてみてくださいね。
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