人の性格は主に、「内向型」と「外向型」に分けられます。
どちらかといえば控えめな性格で、日頃から1人で考えたりすることが好きな人は、きっと内向型の人ですよね。
そんな私自身も、内向型の性格。
ある時、自分の性格を理解することで、バイト選びや働き方が随分と楽に感じることができ始めたきっかけがありました。
この記事では、私の経験・きっかけを元にした、内向型の特徴・バイト選びのステップをお伝えしていきます。
- 「今のバイト先が合わない…」と悩んでいる
- 新しいバイト先の求人を探している
- 内向型だけど、楽しく働きたいと思っている
内向型の人がバイト先で辛いと感じる3つのこと
「家に帰るとグッタリして動けない…」「なぜ私だけこんなにもできないのだろう」と落ち込むことはありませんか?
それは、内向型の人の持つ気質による可能性が高いです。
マルチタスクを求められる
シングルタスクだと丁寧に向き合って仕事をこなせるのに、マルチタスクになるとパニックになってしまいがち。
なぜなら、自分のペースで仕事をコントロールできる状況ではないからです。
その場で、臨機応変な判断を求められるような仕事も、内向型の人にとっては、大きなプレッシャーに感じてしまうことも…。
これが辛いと感じるのであれば、シングルタスクのバイトが向いていますね!
- 医療関係
- 芸能
- 舞台
- 飲食店
- コンビニ
1日で多くの人と関わる
繁華街や駅ナカの店舗では、1日に100人近くのお客様と接することがあります。
忙しい職場では、テキパキと仕事をこなす必要があるので、マイペースを好む内向型の人からすれば、相当ストレスに感じますよね。
- 飲食店
- コンビニ
- 接客
- イベント
- 受付
クレーム対応がある
バイトの業務に、電話応対やクレーム対応があるか確認しておきましょう!
高圧的な態度を取る相手に対して、思わず萎縮してしまいがちな内向型の人。
予めクレーム対応の教育を受けることで、その対応の仕方は身に付きます。
それでも、クレーム対応のあるバイトは、避けたくても避けられない状況がほとんどですよね。
トラブルなどの対応が苦手な内向型の人にとって、クレーム対応はキツい業務に感じます。
- コールセンター
- 事務
- 飲食店
- 接客
- 販売
内向型の人が、強みを活かせるバイト3選
ここまで読んでみて、「ツラいと感じることが多すぎて、内向型の人は働けないのでは…?」と、不安に思うかもしれません。
しかし、内向型の人だからこそ、その強みを発揮できる仕事があります。
基本的に1人で完結する
多くの人と関わる環境の中で働くよりも、1人で静かに働くほうが精神的に楽だと感じます。
自分のペースで仕事をすることができるので、内向型の人にとっては生産性が上がり、トップクラスの業績で昇進する可能性が十分にありますよ。
- 工場内の作業
- 品出し
- 宅配便の仕分け
- データ入力
- ポスティング
- 調査モニター
1つのことを深く追求する
内向型の人の最大の強みと言ってもいいのは、集中力の高さです。
時を忘れてしまう位、1つのことに没頭することができる能力を持っています。
- 伝統工芸の職人
- 靴職人
- 翻訳
- 洋服の補正
- Webライター
- 動画編集
- ハンドメイド
共感力を求められる
自分と同じような気持ちを持つ相手に対して、寄り添うことができる内向型の人。
その共感力は、コミュニケーション能力の高さを持っているとも言えます。
1度に多くの人と関わるのは疲れてしまいやすいですが、1対1での接客は、時間をかけることや丁寧さが求められるので、落ち着いて仕事ができます。
- 介護
- エステティシャン
- カウンセラー
- 静かな場所での接客・販売
内向型経験者が教える、バイト選びのステップ
私は、これまでにバイト選びを失敗し、環境が合わず、キツい思いをした経験があります。
そこで、私のような内向型の人に伝授したいのは、バイト選びのステップ。
自分に合うバイト先で、長く働き続けていると、昇格する機会があり、同時に時給単価も上がっていくのです。
内向型の人は、このバイト選びのステップを知ることで、長期的な計画も視野に入れることができますよ。
「今すぐにお金が必要で、なんでも良いからバイトを始めなくては!」と焦っていませんか?
そのような人には、後にキツい思いをしなくてもいいように、ぜひこのステップを踏まえてみてくださいね。
自己分析ツールを使ってみよう
内向型の人といえども、一括りの性格ではありません。
十人十色で、人それぞれです。
ネットで「自己分析」と検索してみて下さい。
無料で、10分程度でできる自己分析ツールがいくつかありますよ。
自分では気付かなかった、新たな一面を知る機会にもなります。
バイト選びで失敗しないためには、まずは自分の事を客観的に知ることから始めてみましょう!
時給よりも、時間帯・自宅からの距離を重視しよう
長く続ける予定のバイト先を探すのであれば、時給を第一優先に選ぶことは、おすすめできません。
マイペースな内向型の人にとって、働く時間帯は大切です。
時間帯を習慣化すると、精神的に安定し、バイトとプライベートの両立がしやすくなります。
もし「長く働くのが苦手…」という方は、スキマバイトアプリを使うと、自分が好きな時間だけサクッと働けるのでいいかもしれません。
また、自宅とバイト先の距離も大切なポイント。
通勤時間が長いと、バイト先に向かう準備の時間も取られることになります。
バスや電車の乗り換えが多いと、満員電車の時間に重なることもあり、通勤だけで疲れてしまいますよね。
外からの刺激を多く受けやすい内向型の人にとって、時給よりも移動距離や環境を重視しておいた方が良いでしょう。
あえて、雇われない働き方を視野に入れよう
一般的に、バイト先で働くとは、会社に雇われて働くことです。
最近では、正社員の人が「副業」という第2の働き方をする声をよく耳にします。
働き方が次々と変わっていき始めている今の時代。
あえて雇われない働き方という考えも、頭の隅に入れておくと、視野が広がるチャンスにもなりますよ。
単刀直入に言うと、自分自身が社長になるということです。
そのためには、まず個人の力で稼ぐスキルが必要となってきますよね。
ここで、内向型の人が持つ、1つのことを深く追求する力を磨くことで、成し遂げられる可能性は大いにあります!
まとめ|内向型の人に合うバイト先や環境は必ずある
世の中の人の7割は「外向型」で、残りの3割が「内向型」だと分類されています。
そのため、社会のほとんどは、外向型の人が生きやすいよう作られているということが分かりますよね。
刺激的なことが好きで、人と関わることが大切だと考える外向型の人とは、真逆の価値観を持つ内向型の人。
バイト先で無理して合わせたり、身を削ってまでその環境に居続ける必要は一切ありません。
これまでに紹介してきたように、内向型の人が輝けるバイトや環境は、探せば必ず見つかります。
ご自身の内向型の強みを最大限に活かす働き方ができるよう、この記事を参考にしながら、大きな一歩を踏み出してみてください!
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