リゾートバイトってしたことがありますか?
興味はあるけどちゃんとできるのか心配…。
一人で離れた土地に行くのは不安だなぁ…。
リゾートバイトってどんなものがあるの?
なんて思っていませんか?
私は学生のころ、夏休みを利用して約一ヶ月半リゾートバイトを経験しました。
場所は、本州から船で30分の距離にある離島。
職種はホテルで清掃とベットメイキングをやっていました。
初めての経験で緊張もしましたが、何より非日常の環境での仕事は今まで経験したバイトとは全然違いました。
今回私が実際に経験したことをもとに、リゾートバイトのあるあるや魅力をお伝えします。
リゾートバイトならではのあるある5つ
リゾート地と言うとどんな場所を想像しますか?
- 海・ビーチ
- ホテル・旅館・ペンション
- 山・スキー場
こんな感じでしょうか?
私が経験したのは、海に囲まれた離島。
仕事内容は客室の清掃とベットメイキングです。
客室清掃って、別にリゾートバイト感を感じられないんじゃない?
なんて思いますよね?
リゾートバイトは仕事内容の特殊さだけが利点ではありません。
普通のホテルでは味わえない、リゾートバイトならではのあるあるを紹介します。
船の出港時間が気になる
あるあると言っておきながら、いきなり離島での限定あるあるかもしれませんが…。
私が働いていたホテルは、本州から船で海をわたり出勤しました。
当たり前ですが、帰りも船…。
船はいつでも出港しているわけではありません。
出港時間にちょうどいい時間に仕事を終わらせて、ぱっと船に乗りたいですよね?
一緒に働いているベテラン主婦さんがシフトにいると
この時間に終わらせるわよ!!
と、はっぱをかけられたものです。
当時、一緒に働くことになった仲間と時間に間に合うように仕事を頑張りました。
仕事をしていくにつれ仲間意識が生まれ、時間に間に合ったときは一緒に喜んだものです。
地元の人との交流がある
リゾートバイトとはいえ、当たり前ですが地元の方も働いていますよね?
先ほどの話に出てきましたが、私が働いていた所でもベテラン主婦さんがいました。
仕事が終わり帰りの船の出港時間まで時間があいた時は、地元の方がよく利用する個人経営の食堂に連れて行ってくれました。
家族経営のお店なので夏休み中の子供がお店のカウンターで宿題をしていたり、漁師やスキューバーダイビングの講師をしている方など、様々な職業の人達がいました。
それぞれみんな顔見知りで、当たり前のように私達も迎え入れ、一緒に笑って色々な話をしながら船の時間を待ちました。
その時にごちそうになったわかめラーメンの味は今でも覚えています。
その土地の方々と関われて、色々な人の話が聞けるのが素晴らしいですよね。
季節を感じられる
季節によって、人気のレジャーや観光場所って変わりますよね?
- 春は山でハイキング
- 夏は海で海水浴
- 秋は川でキャンプや釣り
- 冬は雪山でスキーやスノボー
私が経験したのは夏の離島。
周りを見渡せば釣りをしているファミリー。
海水浴場でワイワイしている団体グループやカップルの姿。
気ままに海辺を散歩をしている一人旅の人。
夏の青い空にいつまでも続く波の音…。
この一つ一つに季節を感じます。
出勤時や仕事中に見る景色や音、全てが季節を感じることができます。
客室の使い方を見て想いを馳せる
客室での清掃やベットメイキングをしていると、本当に様々な人がいるなぁと感じました。
- あった場所にすべて戻しておく人
- 朝、身支度でどこを使ったのかわかるほどそのままな人
- 同業者かな?と思うほど、シーツ類をまとめておいてくれる人
一度でもベットメイキングのお仕事をしたことがある人は大きく頷けるのではないでしょうか?
ホテルに宿泊する、飲食店で食事をする…。
どこに行っても必ず働いている人がいて、その職業によって大変な仕事があります。
裏方の仕事を体験して自分がお客さんの立場になったとき、今までより従業員のことを考えるようになりました。
期間限定の仕事で非日常を味わえる
リゾートバイトは繁忙期の期間限定がほとんどです。
忙しい時期に働きに行くのだから仕事が忙しいのはあたりまえ。
その忙しさは、まるでお祭り騒ぎみたいです。
日常では味わうことのない空間で毎日がアッという間に過ぎてゆくでしょう。
当たり前ですが、どんなに楽しくても必ず終わりがきてしまいます。
季節の変わり目はどこか物悲しさを感じますが、リゾートバイトも同じように感じます。
終わりがきたら通常の生活に戻らないといけないのです。
リゾートバイトだから味わえること
通常のバイトも貴重な経験や体験ができますよね?
では、
- リゾートバイトだからよかったこと
- リゾートバイトでしか味わえないこと
って、なんでしょうか?
私が実際に体験した「リゾートバイトをしたからこそ味わえたこと」を紹介します。
潮風を感じながらの出勤
私は、寮に入らず毎日通勤していました。
離島だったので船に乗っての通勤でしたが、港に到着するまでの間天気がいい日はデッキに出て景色を眺めていました。
乗客にエサをもらっているのか、カモメが何羽も船をおいかけるようにずっとついてきていました。
ある日いつも通りに景色を眺めていると何かが泳いでいる姿が…。
なんと!!イルカの群れが泳いでいたのです。
テレビや水族館でしか見たことがなかったので、自然のイルカをみて感動しました。
普段の生活では見られないものに遭遇することもあるかも…?
島全体が非日常的な空感
離島は歩いて島一周できてしまう大きさで、夜になると街灯が少ないので外は真っ暗…。
でも、人間の生活って、こうあるべきかもしれないですよね。
満員電車や高いビル、ビジネスマンがいるわけでもなく、旅行に来ている楽しそうな人々や穏やかに過ぎる時間といつまでも続く波の音…。
島にはスーパーもなく個人店が数件あるのみ。
見たこともないような草木が生い茂り、ここは日本であるのかとさえ思ってしまいます。
たくさん稼げる
リゾートバイトの平均時給は1,000円です。
「あれ?別に普通のバイトとそんなに変わらないじゃん」
なんて思いましたよね?
しかし、リゾートバイトは寮に入り家賃と食費がかからないところがあります。
普通に働いていたら家賃と食費で7~8万程かかってしまいますが、寮に入ってしまえば給料は全額自分のために使えます。
仕事内容によっては1,500円くらいの高時給バイトも存在しているので、色々な求人サイトを見比べることをおすすめします。
リゾートバイトで稼ぎながら楽しい思い出作りをしよう
リゾートバイトってなんか楽しそう
そう思いだしてきてはいませんか?
リゾートバイトの最大の特権は旅行気分で働きにいけることです。
交通費や宿泊代は無料でその土地ならではの職業を体験でき、お金まで稼げていいことずくし。
是非、休日には色々な所に観光に行きましょう。
また、友達を誘って一緒にバイトをすれば心強いし、友達との思い出作りにもなりますね。
季節によって場所を変えれば、日本中旅をしているような経験をしながら、お金を稼げます。
人前に出るのが苦手でも大丈夫
リゾートバイトって面白そう!でも…人見知りだから不安…
リゾートバイトに興味があっても、人との関わりが心配で行動できずにいませんか?
人見知りでも大丈夫。
リゾートバイトと聞くと海の家やコテージなど、人と関わる仕事が多い気がしますよね?
しかし、職種を選べばそんなことはありません。
人見知りな人は、私が経験したホテルの清掃がおすすめです。
宿泊客とすれ違うことはあっても接客は全くしません。
逆に人と関わるのが好きな人は、ホテルのフロントやレストランがおすすめです。
また、資格がなくてもスキューバダイビングのお手伝いの仕事もあるので、興味があれば専門的な職業についてみるのもいいですね!
自然を感じながら自分もリフレッシュ
リゾート地は心身共に癒されにきている人が多いです。
自然環境が豊かな場所が多いのではないでしょうか?
仕事が終わって海岸を散歩したり、潮風にあたりながら夕日を眺めたり…。
何も考えずにゆったり出来る空間がいつもそばにあります。
素晴らしい自然の中に身をおき、嫌なことやストレスから離れられてリフレッシュできますよー!
他の土地からのバイト仲間との出会い
リゾートバイトは日本中色々な所から人が派遣されてきます。
普段生活をしていたら絶対に接点がないような人との出会いも…。
一緒に働く仲間だからこそ打ち解けやすく、すぐに仲良くなることができました。
休日があえば一緒に観光し、海辺でバイトでの話やプライベートな悩みまでたくさん語り合いました。
今でもその関係は続いていて、地元に帰った今でも連絡を取り合っています。
リゾートバイトをやってみようと思わなければ、友人と出会うこともなかったでしょう。
このように、一生の友と出会えることもあります。
まとめ|やって後悔なし!リゾートバイトをやってみよう。
リゾートバイトでは
- 旅行気分で色々な土地に行ける
- 家賃や交通費を気にせずに稼げる
- 仲間や地元の人との出会いがある
- 職種を選べば誰でもリゾートバイトができる
などなど色々なメリットがあります。
リゾートバイトは大変だ
という言葉も聞きますが、自分の小さな世界で収まるよりも、行動を大きく広げ色々な体験をしていく人生の方が何倍も楽しいと思います。
今の自分を変えたい、新しい環境に飛び込みたいと少しでも思ったら即行動です。
リゾートバイトの求人サイトには
などがあります。
自分の興味がある職種や条件で見比べてみましょう。
少しでも興味がある人は、ぜひリゾートバイトにチャレンジしてみてください。
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