“人と違うことをしてみたい”と思ったことはありませんか?
私がスキー場でリゾバをしたいと思った理由の1つが、人と違う経験をしてみたい、という好奇心からきました。
実際に働いてみると、同じような考えを持ち、型にはまらない自由な生活をしている仲間に出会い、人生観が変わりました。
冬〜春にかけてのシーズン限定生活で、みなさんの心を動かす発見がきっとあると思います!
スキー・スノボをやらない方にもぜひ最後まで読んでいただけたら嬉しいです!
スキー場のリゾートバイトの生活
リゾバってどんな生活をするのかわからなくて不安になりますよね。
私も最初はまったく同じで、周りに経験者がいなかったので、ネットでひたすら情報収集をしました。
そんな私の経験に基づいてスキー場生活を解説していきます!
どんな仕事があるの?
スキー場の仕事と聞いて、まずみなさんが思いつくのがリフト(索道)係ではないでしょうか?
索道係は
- リフトやゴンドラで乗降の誘導
- 転びそうな方のヘルプや機械の操作
- 雪かき
上記3つが主な仕事です。
外での業務が多く、立ちっぱなしなのが大変ですが、なんといってもゲレンデで花形の職種!
他には
- チケット販売
- レンタルショップ店員
- インストラクター
- レストランスタッフ
- 託児所
- ホテルスタッフ
など種類が豊富です。
勤務時間も様々で、会社員のように朝〜夕方までの職種や、ホテルや旅館の場合、“中抜け”と言って、チェックインとチェックアウトがない昼の数時間が休憩で、夕方から夜遅くまで仕事の日もあります。
その分中抜けの時間を利用して滑ることも可能!
たくさんの中から選べるので、自分に合った職種がきっと見つかるでしょう!
どこに住むの?住居費は?
住む所は大きく分けて以下の3つです。
- 寮(個室・共同部屋)
- ホテルや旅館の空室
- スキー場近くのアパート
スキー場のリゾバでは、ほとんどが共同部屋の寮です。
人数は2〜6人部屋。
私は2人部屋と個室の寮を経験したことがあります。
共同部屋は友達がすぐにできたり、情報交換しやすいのがメリットです。
また個室は1人の時間が確保できたり、荷物を好きなように置けるのが良いと思いました。
どちらのタイプでも、友達の部屋を行き来できるし、談話室や食堂など話したりお酒を飲んだりできる場所があります。
ちなみに寮費やアパート代は無料と有料の所があります。
私がいた個室寮のスキー場は月に数千円の自己負担がありました。
求人に書いてあるのでチェックしてみましょう!
どんな人におすすめ?
スキー・スノボ好きの方にはもちろんおすすめです!
私は都内に住んで会社勤めをしていた頃、1シーズンの滑走日数は多くて10日ぐらいでしたが、リゾバをしている時は60日以上滑っていました!
スキー場近くに住む地元の方でも、こんなに滑るのは大変なのでは?!
また自然が好きな方にもおすすめです。
雪山の景色は本当に綺麗ですよ!
山は時期や天気によって見え方が全然違うので、長くいることで山のいろいろな表情が見れます。
最後に人と接するのが好きな方にもおすすめです!
先ほど紹介したように、スキー場の仕事はほとんどが接客業。
人と接するのが好きであれば、リゾバ仲間との共同生活も楽しめると思います!
スキー場×リゾートバイトの魅力
スキー場でリゾバをしていると、スキー場ならではのメリットだけでなく、普段の生活ではなかなか出会えない人生を経験している人と知り合って、面白い話が聞けます。
ここではスキー場のリゾバの魅力をお伝えします。
働いているスキー場は滑り放題!
これはスキー場のリゾバ最大のメリットで、ほとんどの所が働いているスキー場は無料で滑れます!
しかも私がいたスキー場では、朝イチに行くとお客さんよりも先に滑れる日もありました。
ナイターがあれば仕事後に滑ることも可能です。
初心者の方もシーズンが終わる頃には見違えるように上達していきますよ!
シーズン券は数万円もするので、お給料を貰いながらタダで滑れるなんて最高としか言いようがないです。
人生のターニングポイントになることも
リゾバではいろいろなタイプの方と知り合いになります。
例えば
- 都会のサラリーマン生活が合わなくて1年中リゾバ生活
- 夏は海外で滑り、ウインタースポーツ三昧
- ワーホリの資金作りのためにリゾバ生活
・・・など個性豊かです。
結構多いのがリゾバをきっかけにスキー場の近くに移住することです。
都会の喧騒を忘れて、自然豊かな地でのんびり暮らすのが自分には合っている、というのが理由です。
みなさんもスキー場の非日常生活を経験して、人生を考え直すきっかけになるかもしれませんね!
結婚率高め!将来のパートナーが見つかる?!
スキー場のリゾバでは、リゾバ仲間と付き合って結婚に至ることがとても多いです!
実は私もスキー場のレストランで一緒に働いていた人と結婚しました(笑)
リゾバで知り合って結婚し、スキー場近くに移住した東京出身と大阪出身のカップルもいます。
「自然が好き」「スキー・スノボが好き」という共通点があり、意気投合しやすいのだと思います。
スキー場のリゾートバイト選びのポイント
スキー場のリゾバは短いと1ヶ月、長くても4・5ヶ月の期間ですが、途中でリタイアする人も出てきます。
応募〜採用の段階では、現地に行くことはなく、入山して初めて職場や寮を見ることになります。
そのため、“こんなはずじゃなかった”と失敗しないように、私の体験をもとにアドバイスさせていただきます!
ビギナーさんは派遣会社に登録
初めての方は何をしたらいいか全くわからないと思うので、リゾバの派遣会社に登録しましょう!
担当の方が希望に沿った求人を紹介してくれますよ。
たくさん滑りたい方は、残業の有無や週休何日制かも確認しましょう!
あとは派遣の方が時給が少し高めなのも、おすすめの理由です。
私はスキー場に直接雇用されたアルバイトを経験した時、派遣で来てる職場の同僚と時給の話をしたら、派遣の子の方が高かったです。
「まったく同じ仕事をしてるのにそんな・・・」とショックを受けました。
時給は少しでも高い方がモチベーションが上がるので、重視しましょう!
滑り倒したい人はナイター営業がある所にする
とにかくたくさん滑りたい人はナイター営業があるスキー場にしましょう。
ナイターは毎日やっている所と、週末しかやっていない所があるので、チェックしてみて下さい。
また、夜は気温が下がって硬めの雪質になり、スピードが出やすいので、昼間とは違う楽しみ方ができて、さらに上達も早くなりますよ!
住居にこだわる。私のおすすめはこれだ!
- 個室タイプの大きい寮
- スキー場から近い
- 男女の棟が分かれている
まず、基本的にリゾバは集団生活なので、部屋は個室がおすすめです。
友達を部屋に呼んでお喋りしたりお酒を飲んだりもできるので、自由が利く方が良いと思います。
また仲間が多い方が楽しいので、人数が多い大きい寮がベスト。
1人で過ごす、友達と過ごす、メリハリがつけられるのがメリットです。
場所はスキー場の近くにあるのが絶対に良いです!
なぜなら積雪の中をたくさん歩くのは大変だからです。
また、滑りに行くにも板や道具を持って歩かなればいけません。
私は寮からスキー場が遠くて、従業員用の無料バスを使っている時がありましたが、気持ち的に少々面倒でした。
最後に寮は男子と女子の棟がきっちり分かれている所にしましょう。
これは女性に対して防犯面での理由です。
なかには棟が一緒で1階が男子部屋、2階が女子部屋になっている寮もあります。
棟が分かれている所は男女の寮の行き来は禁止されているので安心です。
まとめ|スキー場リゾバの非日常生活は新しい発見の連続
今回はスキー場のリゾバについて、私の体験談をもとに紹介させていただきました。
雪がほとんど降らない東京出身の私にとって、毎日部屋の窓から雪景色が見えるのが不思議な感覚でした。
一面に広がった雪景色は本当に綺麗で、毎日見ていても感動します。
実家から出たことがなかったので、親元を離れて、今までほとんどやらなかった洗濯を自分でやってみると、「毎日これを当たり前のようにやってくれる母親ってすごいな」と親への感謝の気持ちが芽生えました。
現在は会社員勤めの生活に戻りましたが、転職の際、スキー場のリゾバのことは履歴書にも必ず書いていて、私にとってはアピールポイントです。
人間関係の悩みやケガなど、デメリットもありましたが、夫とも出会い、スキー場で働いて本当に良かったと思っています!
みなさんにもスキー場のリゾバを体験してもらえると嬉しいです!
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント