今の日常を抜け出して、ちょっぴり刺激のある生活を送ってみたいと思ったことはありませんか?
普段の生活を抜け出して、友達と旅行をしたり、登山や釣りなどのアウトドア活動をすることも刺激の1つとなるかもしれません。
しかしこれは自分の休みの日に少しだけ日常から距離を置く方法です。
でももしも、働きながらそんな非日常が近くにある生活ができるとしたら・・・?
それを叶えてくれるのがリゾートバイトです!
ここでは数あるリゾートバイトの中でも、離島での仕事にすっかり心を奪われてしまった私がその魅力をお伝えしていきたいと思います。
離島でのリゾートバイトってどんな感じ?
リゾートバイトには温泉旅館や、スキー場など様々な場所での仕事があります。
その中でも特に私がおすすめするのは “ 離島 ” でのリゾートバイトです。
離島でのリゾートバイトとはどのようなものなのか、私の経験に基づいて紹介していきたいと思います。
どんな仕事があるの?
離島では観光業が盛んで、観光客をターゲットにした仕事がメインになってきます。
①ホテルやゲストハウスでの宿泊業務
ビジネスホテルやリゾートホテル、ゲストハウスと呼ばれる簡易宿所での勤務が挙げられます。
フロントでの受付から清掃まで、宿泊業務全般でのお仕事があります。
②飲食店での配膳や調理補助
カフェや居酒屋などでの募集もありますが、ホテルに併設しているところでの勤務もあります。
主に配膳や調理補助などのお仕事をします。
③キャバクラやスナックでのフロアレディ
お客様のお酒を提供したり、会話をしたりするお仕事です。
スタッフのほとんどがリゾートバイトで全国から集まっているお店もあります。
④アクティビティツアーでのマリンスタッフ
- ダイビング
- シュノーケリング
- サーフィン
- SUP
- シーカヤック
・・・など、ツアーに同行してお客様をガイドするお仕事で、経験者の方は優遇されます。
未経験でもまずはアシスタントとして仕事を覚えていくことができますし、お店によっては働きながらライセンスの取得を目指せるところもあります。
住むところは?
リゾートバイトでは住み込みで働くことが多いのですが、これが醍醐味の1つとも言えます。
寮があったり、ホテルやゲストハウスでは客室の一室が自分の部屋になったりすることもあります。
寮によって完全個室だったり、キッチンやお風呂などはみんなとの共同スペースになっていることもあるので、自分にあった住み方を見つけることが大切です。
また費用の面でも家賃のように寮費がかかったり、光熱費だけ自己負担になるなど寮によって様々な条件があるので最初によく確認しておくと良いでしょう。
私が経験したものでは一軒家を丸々貸してくださったところや、オーナー家族の家の一室に住んでいたところもあります。
お給料はどのくらい?
最低賃金~時給1,500円くらいのところがほとんどで、島の規模に比例している印象です。
同じ島の中でも観光客の集まる地域と比較的田舎の地域でも差があるので、応募の前に地図を確認しておくこともおすすめです。
交通費の補助が出るお仕事もあり、離島までの飛行機代が無料になることもあります!
リゾートバイトしながら離島で暮らすということ
離島での暮らしと言われても、どのようなものなのかすぐに想像できる人は少ないのではないでしょうか?
ここでは私が感じた普段の暮らしとの違いをご紹介していきたいと思います。
雄大な自然に囲まれた生活
離島での絶景と言ったら何と言っても綺麗な海!
太陽の光が反射してキラキラと輝く海は何度見ても決して飽きるものではありません。
リゾートホテルや飲食店では海がすぐ目の前というロケーションのところも多く、ついつい仕事を忘れて眺めてしまうほどです。
仕事帰りにふと見上げると真っ赤な夕日が海に沈んでいくところが見えたり、夜だったら満点の星空を眺めることもできます。
私のお気に入りは、仕事の帰りに月の光が海を照らしてユラユラと揺れている水面を眺めることです。
1日の疲れも忘れて、仕事の時間とプライベートの時間とのスイッチを切り替えることができました。
同じ日本なのにもはや文化の違い?!
私が離島でのリゾートバイトで1番苦戦したことは言葉です。
離島は少子高齢化が進んでいるところも多く、年上の上司からの指示出しやお客様からの言葉がさっぱりわからないこともありました。
それに加えて地域によって魚の呼び方が違っていたり、その島の特産品の野菜が初めて聞くものだったりします。
飲食店での仕事では自分の提供したお料理が何かわからない・・・なんてこともありました。
わからないときは素直に伝えて、ゆっくり話してもらったり言葉を1つ1つ確認することが大切だと学びました。
他にも驚いたことはまかないで頂いた料理の味付けです。
長崎県の五島列島で食べた唐揚げが甘めの味付けだったことに驚きましたが、スーパーに売っている納豆のタレまで甘いのです!
東北出身の私はどちらかと言うとしょっぱい味付けが多いので、本当に同じ日本なのかと思うほどの衝撃を受けました。
その島生まれの先輩スタッフさんに聞いてみたところ、「言われてみれば確かにこの島の人たちは砂糖をよく使うかもしれないね」と笑って教えてくれました。
その土地に住んで、実際に働いてみることで毎日が発見の連続になります。
寮のみんなとの暮らし
私はリゾートバイトでの醍醐味は住み込みで働くことだと思っていて、特に寮では全国各地から集まった人たちと一緒に生活をしていきます。
みんな“ 離島 ”というキーワードで集まってきているので、同じ趣味を持つ友達を見つけやすいこともメリットの1つです。
私の場合はシュノーケリングやダイビングが好きなので、休みの日は必ずと言っていいほど友達と海へ出掛けます。
友達とこんなに気軽に海へ出掛けることができるのは、地元ではなかなか難しいことなのでとても充実した休日を過ごすことができます。
辛いことがあっても相談に乗ってくれる友達ができることは、仕事をする上でもとても大きな支えになってくれるのです。
リゾバ×離島暮らしのメリット
離島で暮らすのは大変そうなイメージもあるかもしれません。
それでも「住めば都」?!
離島暮らしの楽しいところをお伝えしたいと思います。
島の人たちとの交流
離島暮らしには、島に住んでいる人たちとの交流が欠かせません。
特に飲食店でのリゾートバイトは、常連さんと仲良くなれるのでおすすめです。
島の人たちはみんなでワイワイ楽しむことが大好きで、初対面の人でも「友達の友達はみんな友達!」と言わんばかりのフレンドリーさです。
私も飲食店で働いていた時の常連さんたちに、バーベキューに誘われたり釣りに連れて行ってもらったりしていました。
浜辺ですぐにバーベキューができちゃうのも離島ならではの魅力です。
珍しい生き物の発見
生き物が好きな方に絶対におすすめしたいのがシュノーケリングやダイビング、トレッキングなどのツアーガイドのリゾートバイトです。
離島は海に囲まれたその地形上、日本の中でも珍しい生態系や貴重な生き物の宝庫となっています。
ツアーガイドをしていると、そんな生き物たちに出会えるチャンスがたくさんあって、野生での暮らしを見ることができます。
天然記念物の動物がすぐ目の前に現れてくれたり、イルカやクジラに出会える島もあります!
自然が豊かに残っている離島だからこそ生き物を身近に感じることができます。
思い立ったらすぐ海遊び!
離島では海が近いため、思いっきり海遊びを満喫することができます。
普段の生活ではなかなか海に行くのは難しいですが、離島暮らしの良いところは何と言っても気軽に海に行けることです。
私はSUPの経験が全くありませんでしたが、ツアーガイドの仕事をすることになり初めてSUPに乗りました。
まさか私がSUPをやる日がくるなんて思っていませんでしたが、そのまま好きになってしまい新しい趣味を見つけることができました!
普段の生活では挑戦しないようなことも、リゾートバイトがきっかけになって新しいことに取り組めたことはとても大きな一歩となりました。
まとめ|離島でのリゾートバイトで非日常が日常に!
知らない土地に住むということは、そう簡単に決断できるものではないかもしれません。
しかし一歩を踏み出してしまえば、目の前には見たこともない魅力的な世界が広がっています。
リゾートバイトであれば永住とは違い、短期間で色々な島を見ることができるので“ お試し離島暮らし ”をすることができるのです。
真っ青な綺麗な海に行くことは、休みの日の贅沢な時間だと思っていませんか?
仕事をしながらその夢が叶う生活の仕方だってたくさんあります!
非日常が毎日の風景になる暮らしは、意外と身近なところからスタートできるものなのです。
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