【本屋バイト体験談】3年働いた経験からやりがい・給料・仕事内容まで詳しく紹介!

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あなたは本屋さんにどのようなイメージがありますか?

  • お客さんが来ないときは暇そう
  • 並べて売っているだけでは?

こんな意見が聞かれます。

今回はそんな本屋さんのお仕事について、3年間アルバイトをした元書店員がずばり解説していきます!

単純なようで奥深い。

これが本屋さんの面白いところです。

  • 見えないところの仕事は何があるの?
  • 開店前や閉店後も仕事がありそう

このような疑問にお答えしていきます!

「これから本屋さんで働いてみたい、挑戦してみたい」と思っているあなたに、少しでもお役に立てばと思います。

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本屋バイトの仕事内容ってどんな感じ?

最初は本屋さんの仕事内容についてです。

本屋さんの仕事内容は大きく分ければ2つです。

きっとあなたも見かけたことがあるお仕事ですね!

その他業務の欄には滅多にない仕事もありますが、ここで全てご紹介します。

接客販売

お客様の商品のレジ打ちや注文受付がこれに当たります。

時間帯によりますが、夕方の17時から18時はよくレジが混んでいました。

雑誌の定期購読の登録や限定商品の事前予約などもここに入ります。

お客様がレジにいないときは、付録付けやブックカバー折り、到着した商品の電話連絡を行います。

商品出し

商品の入れ替えや新刊の包装(シュリンクと呼んでいます)を行います。

こちらは入荷の日にちが決まっているので絶対に忙しい日が決まっていました。

この業務は周囲の見回りも含まれるので、万引き防止の抑止力としても期待されます。

レジが混んでいるときにも、この作業をしている人はあまりレジに戻ることがありません(笑)

その他業務

仕入れ確認や売り場作りは社員が担当していました。

売り場作りについては、一緒に行う取引業者の方が不在のときは、アルバイトやパートが手伝います。

ここについては会社の方針によって違いが出るかもしれません。

場合によっては、万引き犯特定のため防犯カメラチェックに付き合うことも!?

本屋バイトの1日のスケジュールは?

本屋さんの仕事は意外と忙しいものでした。

特に休日はレジも特に混みますので、あらかじめ知っておいて損はありません!!

それでは地域の本屋さんの1日のスケジュールを見ていきましょう!

9時〜10時 開店

大体の本屋さんは9時から10時の間に開店します。

大型施設の中に入る店舗は9時、独立した店舗だと10時が多いようです。

その為出勤は1時間前が多く、私の勤めていた店舗では1時間前より開店準備が始まり、開店30分前に朝礼がありました。

13時・17時・21時 シフト交代

社員、パート、アルバイトは基本的にシフト制をとります。

昼勤、夕勤、夜勤の方との交代がこの時間帯にあります。

パートとアルバイトの交換は、保育園や夕食の準備の理由から17時が多いです。

休憩時間をシフトの交換時間前に重ねることで、レジを担当する方が少なくなる状況を防ぐ狙いもあります。

19時〜24時 閉店

閉店時間に関してはバラバラです。

複合施設や夜間にあまり人通りのない地域の場合は早めに閉まることが多いです。

私の勤め先はレンタル店も併設していたので夜間まで店舗を開けていました。

閉店前から締め作業を行い、閉店後は見回りや残った業務を行い、店舗を閉めます。

本屋バイトの時給や年収は?インセンティブはある?

本屋さんの1日の流れや業務内容が分かったところで、1番気になっているであろうお金のことについてお話します!

時給は安い(泣)

残念ながら本屋さんの時給は安い!

その理由は本の値段にあります。

安く手に入る本は大量に購入されることで店舗が維持できる仕組みになっており光熱費、土地代を賄う事にほとんどのお金が費やされ、それにより人件費は安くなります。

例えば、東京は1,013円、埼玉は928円、千葉は925円といった最低賃金が平均的な時給でした。

では年収は?

年収ですが、当時の社員の方に聞いていたことは、自分の労働時間に見合わないレベルであるという事です。

筆者の地域には若い方がおらず、初任給は分かりませんでした。

給与の内容としては一般企業と同じく「基本給」+「残業代」+「ボーナス」と聞いていました。

割合は「残業代」と「深夜手当」が高いようです。

残念ながらその会社は早期退職の勧めや役職の一本化を行っていたので、経営に余裕がなかったのでしょう。

インセンティブはない!

物を売った数だけ給料が上がるインセンティブ制度。

残念ながらこちらもありません。

本をお客様に提案をしても、売上の余剰で出せるお金は微々たるもので、そういった制度自体が作れない事情があるのです。

本屋バイトのやりがいや魅力は?

お金の面ではご期待に添えなかったかもしれません。

しかし、お仕事を決める基準はお金だけではありません!

この回では、本屋さんで働く上でのやりがいや魅力を紹介していきます。

常連のお客様との会話

定期購読のお客様や新刊が出るたびに来店するお客様はいます。

そのお客様に顔を覚えてもらうと、会話をするようになり働く日々が楽しくなります♪

付録がもらえる!

雑誌の在庫はその号により売上もまちまちです。

売れ残ったときに雑誌は返却しますが、付録は店舗で処分することがあります。

美容商品やトレーディングカード、バックといった掘り出し物が見つかるかも!?

ただし取引会社に返却するものもあるのでご注意を!

流行に敏感になる

売れている商品が在庫として分かることで、今人気なものが分かり、早めに買って売り切れを防ぐなどの対策ができます。

特に大人気の漫画が良い例です。

売り切れに貢献しているのは実は書店員かもしれません(笑)

本屋バイトの人間関係ってどんな感じ?

「やりがいや魅力があっていいなぁ。

でも本好きなだけあって静かな人が多いのかな?」

こんな悩みを解決すべく本屋さんの人間関係をぶっちゃけます。

時間帯に分かれた派閥

昼間はパート、夕方からは学生を中心としたアルバイトがほとんどなので、時間帯によって出る業務内容の差から社員を通じてお互いに文句を言っていることもあります。

筆者は昼勤から夕勤ということもあり、よく板挟みになりました(笑)

社員さんとの仲は?

社員の方はアルバイトが仕事の大半を占めることを理解しているので、基本的に優しい方が多いです。

自ら指導に入ることも少ないので、適度な距離感を保てます。

アルバイト内の仲は?

本屋さんということもあり、趣味が読書の人も多く、共通の趣味を持って働くので、仲が深まりやすいです。

アルバイト内で食事やイベントを行うこともあり、仲良くなって損はありません。

本屋バイトに向いてる人は?

「働く人達はわかった。でも自分は向いているのかな?」と思った人もいるでしょう。

そこで元書店員が「こんな人がいたらいいな」と思う、本屋さんに向いている人について紹介していきます。

書籍が好きな人

まずは書籍が好きな人が良いと思います。

漫画、雑誌、文庫。書籍の種類は何でも良いです。

自分の好きなジャンルの本について聞かれると詳しく説明ができますし、お客様も喜びます。

地道な作業が好きな人

本屋さんは派手な仕事はあまりありません。

お客様の接客以外の時間は地味な作業をこなします。

その地味な作業を黙々とこなせることが仕事の条件でもあります。

日々新しいことに挑戦したい方には、別のお仕事が良いでしょう。

お話が好きな方

あくまで本屋さんの本質は接客業です。

通販やネット書籍が主流となる現代では、店員さんとのコミュニケーションを求める方や書籍という形にこだわる方が御来店されます。

お客様とのコミュニケーションが好きな方には合っていると思います。

本屋バイトをするにはどうすればいい?

実際に本屋さんで働きたいと思うが、求人がない!

そんな声をよく聞きます。

本屋さんで働くには、どうしたらいいのでしょうか?

店舗を見回してみよう

本屋さんの求人はその店舗に貼り出されていることが多いです。

店舗の入口付近や店内のお知らせ板をよく観察してみましょう。

大型商業施設であれば施設の求人ポストに入っていることもあります。

求人広告は稀

募集定員が少ない上に、人が長く働くこともあり、求人広告に載ることは稀です。

ぶっちゃけた話、求人に割くお金は減らしたいのが本屋さんの本音です(汗)

しかし、学生の多い店舗は入れ替わりが頻繁な場所もあり、働くチャンスが大きいです!

土日可能は可能性大!

パートさんの多い店舗は、土日のシフトが埋まらないこともあり、面接で土日祝日が出られると伝えると歓迎されます。

休日を含めた週3日以上を提案すると、他の条件が良い場合は即日採用もあります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

本屋さんは店舗の大小や店舗の場所により、求人募集が大きく異なります。

しかし、もしあなたが本が好きで、仕事に時間が取れるのであれば、その事を採用担当者に熱意を持って伝えればきっと良い結果に結びつくでしょう。

本屋さん特有の紙の香り、有線から流れる音楽の中、仕事仲間とコミュニケーションをとりつつ地道な仕事に黙々と取り掛かる。

こんなアルバイトにあなたも挑戦してみませんか?

あなたの街の本屋さんが働くあなたを待っていますよ♪

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