倉庫内作業のアルバイトに対してどのようなイメージをお持ちでしょうか。
- 無口な人が多そう
- 暗い感じがありそう
- なんかきつそうなイメージがある
- 軽作業だから楽ちんなのかも
- あんまりよくわからない
さまざまなイメージがあると思います。
実際のところはどうなのか、とても気になりますよね?
今回は「倉庫内作業バイト」について紹介していきます。
大学時代に倉庫内作業のアルバイトを2年間経験した私が体験談を踏まえながら解説します。
皆さんの今後のお役に立てたら幸いです。
ではいきましょう!
倉庫内作業バイトの仕事内容ってどんな感じ?
まずは実際の作業内容について説明していきます。
仕分け
私が働いていた倉庫では、ベルコンベアから流れてくる荷物を、荷物に貼ってある番号で仕分けていました。
送り先によって番号がそれぞれ異なっていました。
荷物は「ロールボックス」と呼ばれる車輪付きパレットに積んでいきます。
ロールボックスの中がたくさん埋まったらトラックへと運んでいきます。
荷物には大きく分けて2種類ありました。
ダンボール類と小物類の2種類です。
それぞれについて簡単に説明していきます。
ダンボール類
荷物によって重さやサイズは変わります。
重いものを下に、軽いものを上に積みます。
私の働いていた倉庫では、ダンボールのサイズがほとんど決まっていました。
そのため、積み方をパターン化できたので作業しやすかったです。
小物類
手の平サイズの小さな荷物です。
小物類はダンボールに詰めたり、ケースに詰めたりしてまとめました。
まとめたものはダンボール類と同様に、ロールボックスに積んでいきます。
倉庫内作業バイトの1日のスケジュールは?
私の勤めていた倉庫での1日の流れを説明していきます。
出勤
勤務先から離れた地域には送迎バスが用意されていました。
時間が決まっていたので発車時刻までにバス停留所に並びます。
余談ですが、私はバス移動中は基本的に寝ていて倉庫に着く頃には元気いっぱいでした。
倉庫に着くとスタッフ一人一人に配布されるバッジを見せて入館します。
更衣室があるのでそこで着替えます。
勤務開始時間までは各々好きなことをして時間を過ごしていました。
時間になり倉庫内に入ると出入口にスキャナーがあるので、それでバッジをスキャンします。
これで出勤の記録は完了です。
作業開始
勤務開始時刻になると社員の方が来て朝礼です。
その日のアナウンスが告げられた後に体操をしました。
体操が終わったら持ち場に入って作業開始です。
担当は朝礼の場所にあるホワイトボードに掲示されているので、それを確認してから向かいました。
休憩時間
勤務時間に応じて休憩時間がもらえました。
午前中、お昼、夕方にタイミングよく休憩が割り当てられています。
しっかり休みを取りながら作業ができるので充実して働けました。
作業終了
退勤時刻になりましたら作業終了です。
倉庫出入り口にあるスキャナーでバッジをスキャンして退勤時刻を記録。
退勤時間によって送迎バスがあるので、発車時刻までに着替えを済ませます。
お疲れ様でした。
倉庫内作業バイトの時給や年収は?インセンティブはある?
続いて、給与面について見ていきます。
時給
勤務する時間帯や雇用形態(アルバイト、派遣など)で異なります。
日勤帯は約1,000円、夜勤帯は日勤の25%アップで約1,250円と考えてもらえれば大丈夫です。
私が勤めていた倉庫は大手ECサイトの荷物を取り扱っていたので24時間年中無休で稼働していました。
稼ぎたい人は夜中にフルタイムでシフトに入っていました。
昇給
一定の勤務期間を超えると昇給がありました。
私は当時学生だったのであまり出勤できませんでしたが、長く勤めていたので少しだけ昇給はありました。
(2年間勤めて、時給100円アップしました)
給料
インターネットで給料額と勤務時間の確認ができました。
私の勤めていた倉庫では、ありがたいことに夕方の時間帯にもらえる休憩時間は勤務時間から差し引かれませんでした。
倉庫によっては私のときみたいにサービスしてくださるかもしれません。
倉庫内作業バイトのやりがいや魅力は?
作業内容については前述しました。
それらを踏まえた上で私が考える倉庫内作業のやりがいや魅力について説明していきます。
単純作業で覚えやすい
基本的な業務は荷物を積んでロールボックスを運ぶことくらい。
細かく覚えるようなことはほとんどなく、体をたくさん動かすので自然と覚えられます。
人付き合いが苦手でも大丈夫
基本的に持ち場で黙々と作業に集中することがメインです。
なので、しょっちゅうスタッフと会話することはありません。
作業がしっかりできるようになれば周りとも話せるようになります。
作業について連絡が取れて、そこから関係も良くなっていきます。
まずは作業に集中でOKなので人付き合い苦手でも問題ありません。
経験を重ねると楽しさ倍増する
経験を積むと作業に創意工夫が生まれてきます。
- 荷物の積み方
- ロールボックスの運び方
- 荷物の仕分け方
などなど工夫の余地がたくさんあるので深めていくとおもしろいです。
また、作業に慣れると周りとコミュニケーションを取りながら働けます。
経験を重ねるごとに仕事は楽しくなっていきますよ!!
倉庫内作業バイトの人間関係ってどんな感じ?
続いて人間関係について見ていきます。
私は倉庫内作業のアルバイトを通じてたくさんの方々と関わりました。
勤務する前までは倉庫にいる人々のイメージが全くなかったので不安でしたが、実際に勤務してみると多種多様な方々がいました。
さまざまな年齢層がいる
大学生から少し年配の方まで幅広くいます。
私のいた倉庫では男女比が均等くらいでした。
まるで学校にいたかのような気分でしたね。
気の合う人は高確率で見つけられる
歳の近い人や一緒に作業する人など、関わりのある人は次第に現れてきます。
そして多種多様なスタッフさんがいます。
あなたと気の合う人は高い確率で見つけられるはずです。
他国の方も割といる
外国から日本に来て働いている方もちらほら見られます。
作業を通じて外国の人と関わることができるかもしれません。
私も関わることがあり、簡単な英語だけでしか話せませんでしたがとても貴重な経験になりました。
倉庫内作業バイトに向いてる人は?
倉庫内作業バイトに向いている人のチェックポイントを3つ作成しました。
もし当てはまるのであれば倉庫内作業バイトを始めることをおすすめします!
単純作業が得意な人
ゲームとか地道な作業が得意な人にはおすすめです。
仕事内容は単純作業がほとんどなので、それが苦ではない方にとっては楽しめると思います。
体を動かすことが好きな人
体を動かすことがメインの仕事です。
時には少し重いものも動かします。
運動をしながらおまけに感謝までされる。
とても素敵なお仕事です。
運動好きな方にはぴったりだと思います。
何かに没頭できる人
基本的に集中して黙々と作業に取り組みます。
黙々と何かに取り組むことが得意な人におすすめです。
倉庫内作業バイトを始めるにはどうすればいい?
倉庫内作業バイトを実際に始めるにはどうすればいいのか。
私の経験も交えながら解説します。
求人に応募する
求人媒体から検索をかけて応募しましょう。
私のときはタウンワークから見つけました。
当時は「初バイト歓迎!コミュニケーションを取るのが苦手な方でも大丈夫!」と記載があったので試しに応募してみました。
履歴書を作成する
応募をすると担当者と電話をします。
面接の日時、必要物などについて説明をもらえます。
求人によって変わりますが、基本的には履歴書が必要なので準備しましょう。
私のときは、初めての履歴書作成だったので手書きで丁寧に書きました。
初めてのアルバイトだったので
「働くとはどのようなことなのか、こちらで精一杯学ばせていただきますのでよろしくお願いします!」
みたいな志望動機を書きましたね。
とにかく熱意を履歴書にぶつけました。
面接に参加する
約束の日時に面接に参加しましょう。
応募の際に教えていただいた日時と場所で面接があります。
私の場合、アルバイト面接自体が初だったので緊張しました。
服装についても何を着るべきかわからなかったので担当者に電話で聞きました。
「私服で大丈夫ですよ」と優しく教えていただけました。
当日は説明会兼面接がビルの1室で行われ、私の他にも3名の応募者がいて少し安心したのを覚えています。
業務についての説明を聞いた後に、一人ずつ面接でした。
勤務開始日、希望シフト、私について簡単な質問を聞かれ、合否は1週間以内に電話して伝えるとのこと。
無事採用でした!
採用後は勤務場所で契約兼初日オリエンテーションを実施。
次回から現場リーダーから教わりながら勤務スタートという流れでした。
少し長くなってしまいましたが、面接は誰でも緊張します。
緊張しているのは自分だけではないので大丈夫!
できることを淡々とやっていきましょう!
まとめ|倉庫バイトは意外とおもしろいです!
今回は私の経験を交えて倉庫バイトについてご紹介させていただきました。
実際の倉庫内作業バイトは、皆さんの抱いていたイメージと少し違っていたのではないでしょうか。
私にとっては人生を変えてくれた出会いや学びが詰まっていました。
人によっては天職につながるかもしれません。
私が今回説明したことが全ての倉庫バイトに当てはまるわけではありません。
他にもさまざまな種類の倉庫バイトがあったりします。
バイト先によって文化やルールは当然違っていますのであくまで参考程度に。
応募前にはよく確認してから応募しましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
それでは良いバイト生活を。
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