スターバックスのバイトには、どんなイメージがありますか?
- フレンドリーな店員さんが多い
- カスタマイズなど、覚えることが多くて大変そう
- 最近、髪色やドレスコードが自由になった
いつも明るい雰囲気の店内で、心地良いと思う人も多いはず。
「では、それは一体なぜなのか…?」と疑問に思いますよね。
今から分かる答えの中に、就活に有利だと言われる理由があります。
そんなスターバックスのバイトでの研修や教育を、分かりやすくお話ししていきますね!
スターバックスのバイトで学べる5つのこと
スターバックスのバイトは、学べることが明確です。
ここで学ぶというのは、机に座って勉強するものではありません。
実際に現場に立ち、さまざまな試練を乗り越えながら、学んでいくということです。
① コミュニケーションスキルが身に付く
スターバックスのバイトで、最も身に付くといえるのが、圧倒的なコミュ力。
例えば、ピークタイムがやってきて、行列ができ始めたとします。
店内のレジ2台を稼働すれば、お客様と接する数も非常に多くなりますよね。
その数は、1時間で、なんと60〜70組いくことも。
特にピーク中では、老若男女問わず、いろんなお客様が来店します。
そこで求められるのは、お客様の年齢層や状況に合わせた接客。
スターバックスのバイトでは、こうした経験を通じて、コミュ力が身に付いていきますよ。
② 自分たちで問題解決ができる
例えば、お客様から「持ち帰りの袋にストローが入っていなくて、ドリンクが飲めなかった」とクレームが入ったとします。
この時、お店の店長や時間帯責任者が対応をするのは、どの飲食店でもあるケースでしょう。
次に、この問題が起きてしまった原因を見つけ、再発防止に向けた改善策を話し合って決めます。
「レジやカウンターでの確認不足だったので、次回から袋の中を確認して提供することを心がけていこう!」
というように、誰かを責めるのではなく、起きた問題に対してどう解決していくか?と言う考え方ができるようになります。
③ 忍耐力が鍛えられる
忍耐力が鍛えられるのは、接客業ならではだといえます。
日本の接客レベルは高く、それに伴って期待のハードルも高く感じるのが、接客経験者の本音…。
不理屈なことがあっても、感情を表に出さず、笑顔で交わせるようになれば強いですよね。
そんな忍耐力が身に付くようになるには、相当な経験を積まなければ…と思うかもしれません。
私自身、スターバックスでの接客経験を通じて、忍耐面では、本当に鍛えられたと感じます。
④ バイトでマネジメント業務に携われる
スターバックスのバイトでは、店長の推薦により、時間帯責任者の業務を任されることがあります。
店長不在の時は、店長の代理のようなポジション。
店舗運営や在庫管理、発注業務に携わることができます。
社会人になる前から、現場で学ぶことができるのは大きな強みですよね。
⑤ 人間性が養われる
スターバックスの接客で教えられるのは…
「ただコーヒーを売るだけではなく、コーヒーをコミュニケーションツールとして、お客様に感動体験を提供すること」
この価値観の元で行われるのが、新人研修や時間帯責任者トレーニングです。
研修で業務を覚えることはもちろん、人間性の部分が養われるようなことも。
研修時、
この時、あなたがお客様の立場だったらどうする?
というような質問があります。
この質問に対して、自ら考えて答えるような機会もよくありました。
こうした本質的な部分を大切にするからこそ、スターバックスでの接客は心温まるのかもしれませんね。
スターバックスのバイト経験はなぜ有利なのか?
スターバックスのバイトが有利な理由は、社会で日常的に使われているビジネスワードが、バイトの業務で頻繁に登場するからでしょう。
スターバックスのバイトをする前の私にとって、聞いたこともない言葉でした。
一見堅そうなビジネスワードですが、経験を元に、分かりやすく教えて行きますね。
PDCAサイクルの管理・理解力
例えば、次のプロモーションに向けての準備で計画を立てることになったとします。
その時に、よく活用されるのが「PDCAサイクル」。
- Plan(計画)
- Do(実行)
- Chack(評価)
- Action(改善)
この頭文字から取って作られた用語。
PDCAを繰り返すことで、管理・あらゆる業務が、より良く続いていくという手法。
スターバックスのバイトでは、実際にこの手法を実践していきます。
この「PDCAサイクル」は、書店のビジネス本コーナーでもよく見かけますね。
いざ社会人として出た時に、必ず役に立ちますよ。
コーチングスキル
新人のスタッフを研修を担当すると、コーチングスキルが身に付いていきます。
「覚える業務が多すぎて、本当に大変…」と言われている、スターバックスのバイト。
そのため、一人一人の能力に合わせたコーチングを考える必要があります。
まさに、実践式の人材育成トレーニングですよね。
マネジメントスキル
時間帯責任者のポジションになると、店舗の運営に関わり、スタッフをマネジメントする業務があります。
主に、金銭管理や在庫・発注、スタッフの休憩出しやクレーム対応など。
業務は一気に増えますが、これも研修で1から教えてもらえますよ。
学生時代のバイトで、ここまで経験できるのはスターバックスくらいでしょう。
スターバックスバイトで、成長ができる3つの瞬間
「今よりももっと成長した自分になりたい!」と、やる気のある人へ。
スターバックスのバイトを始めると、たくさん成長できる瞬間がありますよ。
先輩からフィードバックを受けたとき
スターバックスでは、スタッフ間でフィードバックをし合い、お互いに学ぶ機会が多くあります。
例えば、
〇〇してくれてありがとう。おかげでスムーズに〇〇に取り掛かることができたよ
これは、感謝の気持ちを添えた、行動を賞賛するフィードバック。
スターバックスでは、行動を賞賛したり、感謝を伝えるメッセージカードを送り合う文化があります。
その一方で、このようなフィードバックも。
〇〇したのはどうして?〇〇したらどんな影響があるかな?次は〇〇すると上手くいきますよ!
これは、行動を自省しながらも、モチベーションを保っていけるように行うフィードバック。
質問から始めることで、対話をしながら問題への解決に導くことができます。
スターバックスのバイトを始めたばかりの頃は、後者のフィードバックを受けることが多いかもしれません。
しかし、それを成長ができる瞬間だと捉えて聞くことで、誰よりも成長スピードが速まりますよ!
トラブル・イレギュラーな対応が入ったとき
スターバックスは、来店数も多く、新作のドリンクが出た時は行列ができるほどの人気店。
そのため、トラブルやイレギュラーな対応が入ることは、ほぼ毎日のようにあるでしょう。
実際に、スタッフが体調不良で早退し、人手不足となってしまった上に、クレームの対応が入った時は、さすがに逃げ出したくなりました…。
しかし、こういった境地に立たされるような数々の対応をバイトでできたのは、今思うと貴重な経験でしたね。
お客様から嬉しい言葉をもらったとき
お客様の声をダイレクトに受けることができるのは、接客業ならではの魅力。
スターバックスは、常連客をロイヤルカスタマーと呼ぶほど、常連のお客様のことを大切にします。
常連のお客様が、スタッフへ感謝の言葉を綴ったメッセージカードを書いて渡して下さったことも…。
この瞬間を味わえるのは、スターバックスのバイトだからこそだと思いますね。
まとめ|どこで働いたよりも、どう働いたのかが大切
スターバックスのバイトは、スタッフの意識が高く、自発的に動く人が多いです。
それは、良い意味で刺激をもらえるバイトだといえるでしょう。
就活での面接官に、スターバックスのバイト経験を話すと、必ず良い反応が返ってきます。
しかしここで大切なのは、「バイトでどう働いてきたのか」ということ。
新人研修でコーチをした経験や、マネジメントで店舗運営に携わった経験があるのは、大きな強みです。
他の飲食店よりも厳しく、楽なバイトではないと言える、スターバックスのバイト。
大変な思いをした分、将来役立つスキルは必ず身に付きますよ!
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