学生時代にたくさんの方が経験するアルバイト。
色々なバイトを経験するのも良いと思いますが、どうせバイトをするなら長く続けたいと思いませんか?
私はなんとなく始めたファミレスバイトを大学4年間続けました。
ただ、4年間何事もなく続けられたわけではありません!
バイト先の環境や自分自身が工夫したことによって何とか続いた4年間。
今では4年間ファミレスバイトをした、という経験は自分にとって「継続できた」こととして自信につながっています。
今回は私がなぜ4年間もファミレスバイトが続いたのかをご紹介します。
バイトが続かなくて困っている方はぜひ参考にしてみてくださいね!
ファミレスでのバイトとは?
ファミレスでのバイトは身近な分、想像しやすいのではないでしょうか。
ただ実際やってみると、肉体的・精神的にかなりキツいバイト。
その分4年間やりきった達成感は凄かったです!
ファミレスバイトの仕事内容
私は主にホール担当でした。
ホール担当は、お客様の席への誘導・オーダー取り・食事の提供・レジ・席の片付けなどやることがたくさん!
季節ごとにメニューも変わるので、情報を常にアップデートする必要もありました。
やりがいと大変だったこと
やりがい
ホールはお客様と直接相対する機会の多い仕事。
ファミレスバイトだけに限らず接客系のバイトに共通していることですが、お客様から直接感謝の言葉を頂くことにやりがいを感じました。
もちろうまくいかないこともありますが、お客様からの「ありがとう」の言葉1つで日々の大変な想いは本当に吹っ飛びます。
また能力給の付くバイトだったため、お給料として頑張りが反映していったこともモチベーションアップ要因の一つ。
大変だったこと
多くの人と接する仕事なのでクレームが発生することも。
精神的に落ち込むことも何度かありました。
またずっと立ちっぱなしの仕事な上に、忙しい時間帯はずっとフロア中を駆け回っていたので体力的にもキツかったです。
なぜ私がバイトに「ファミレス」を選んだのか
そもそも私がなぜバイト先にファミレスを選んだのか。
当時大学1年生の私がバイトを探す際、条件として挙げたのは5つでした。
- 場所:大学と自宅の中間地点
理由は、大学の友人や地元の友人と会いたくなかったから。
- 時給:1,000円以上
バイトをするからには少しでも時給の高いバイトが良かった!
- 条件:シフトは週1日~
今後の学校生活がどうなるか分からなかったので週1でも大丈夫なところ。
- 仕事内容:接客系
人と関わることは好きだったので、漠然と接客系のバイトを探していました。
- ネット検索で一番上に出てきた
最終的にネットで1~4を検索して、一番上にヒットしたファミレスに決めました。
今考えると最後はかなり適当な決め方な当時の私。
しかし条件には全て当てはまっていたので、バイト先の環境や条件を理由に辞めることはありませんでした。
順風満帆ではなかったバイト生活
ファミレスでいざバイトを始めて最初の頃は、覚えることもたくさんあり毎日ヘトヘト。
でも慣れてしまえば、接客業は自分の性に合った仕事だったので楽しいと感じられました。
ただ学年が上がるにつれ、少しずつバイトをするのに支障をきたす状況が生まれてきました。
学業との両立
私の学部は学年が上がると夕方からの授業が多い学部。
学生が主に入る夜間帯のシフトに入れないことが増えてきました。
またゼミが大学3年生から始まると、ゼミの課題や研究で忙しくなり、バイトをする時間もどんどん削られていきました。
サークルとの両立
私が大学生の時所属していたのは音楽系のサークル。
演奏会に向けて日々練習をするのですが、練習が多く毎週4日は授業後20時頃まで活動していました。
バイトのため練習を休む部員もいたのですが、学年が上がると高いレベルを求められるため休むこともできず、バイトはどんどん入れられない状況に。
限られた時間帯しか入れない
私は実家暮らしでしたが、親から22時以降のバイトを禁止されていました。
また土日に関しても、サークルやゼミの活動が入ってしまいバイトができない。
いつバイトをすれば良いの?という状況になりました。
大学1年生の頃は週3日以上入っていたバイトも、3年生の初めの頃には週1日シフトを無理矢理入れる生活に。
色んなことが立て込んでいて、バイトを入れる隙間が全くなかったです。
なぜバイトを4年も続けられたのか
私が大学3年生になった時、バイト先の人員が大幅に不足しました。
理由はそれまで店を支えていたボリューム層の学年が就職でバイトを卒業してしまったため。
同時期に店長から「もう少しシフトに入ってほしい」と相談をされ、このままではいけないと思うようになりました。
辞めるという選択肢もあったのですが、私は続けることを決断しました。
正直、私の当時の状況でバイトを続けさせてくれるお店で運が良かった!といえばそれまで。
ただその中でも自分なりに工夫したこともあり、それ以降店長からシフトに入ってほしいと言われることはありませんでした。
そこで私なりに当時工夫したことをご紹介します!
辞める方が大変だと気づいた
まずなぜバイトを続けることを決断したか。
学生がバイトを辞めるのは比較的簡単です。
ただ辞めた後のことを考えると、そちらの方が大変だと私は考えました。
新しいバイトを見つけて、面接を受けて、仕事を覚えて、同僚と一から関係を築く。
その時間があるならば、まずは現状を少しでも良くしようと考えたのです。
密なコミュニケーション
まず見直したのは、店長を始めとしたバイト先の人との積極的なコミュニケーション。
自分の現状も包み隠さず話しました。
またシフトになかなか入れない分、1回の仕事での貢献度は高くしようと考えた当時の私。
新しいメニューは率先して覚え他の人に教えられるようにしたり、本来やるべき仕事でなくてもお手伝いをしたりと積極的な姿勢を示しました。
他店舗のヘルプは積極的に挙手
私のバイト先の近くには、常に人が足りない程忙しい店舗がありました。
特に忙しい時期はヘルプの要請が来ることがあったのですが、そこで私は積極的に挙手!
同じ時間バイトをするなら、他の人が行きたがらない他店舗にヘルプに行った方がバイト先からの印象が良いと考えたからです。
結果的に他店舗での経験は、自分のスキルアップに繋がり自店舗で働く際の参考にできましたし、ヘルプ先の人とも交流も生まれ良いこと尽くし。
それからは臆せずヘルプに挙手を続け、両店舗から働きを評価してもらえました。
希望シフト時間帯の変更
先にも述べたように、学業やサークルが忙しくなったため私は夜のシフトに全く入れなくなっていました。
そのため考えた方法が朝・昼のシフトへの希望変更です。
当時のバイト先の特徴は、
- 客層:仕事終わりのサラリーマンや学生
- 忙しさ:日による
- 同僚:同年代の学生中心で日によってメンバーは異なる
- 客層:癖のある常連さんや、忙しいサラリーマン
- 忙しさ:常に店の外にまで人が待っている程忙しい
- 同僚:毎日シフトに入っているママさん、10年以上働いているベテランさんなど固定メンバー
正直固定化された朝・昼シフトに飛び込むのには勇気がいりました。
また常連さんが多いためお客様の名前と顔を一致させたり、常連さんの「いつものメニュー」を覚えるのに苦労の連続。
ただ慣れてくるとお客様も私を覚えてくださり、コミュニケーションを取りながら接客する余裕も出てきました。
3年生後半からは大学の単位はだいたい取り終わり日中は空いていたので、朝・昼シフトを週3日以上入れられるまでに。
私の中で一番大きな工夫と挑戦だったと思います。
まとめ|諦めてしまう前に打開策を考えてみて!
学年ごとに状況がどんどん変わっていく大学生活。
すぐにバイトができないと諦めてしまうのではなく、現状を変える方法を一度考えてみるのも一つの手だと思います。
私は結果的に4年間バイトを続け「継続できた」ことそのものが自信につながりました。
私のような理由以外でもバイトを辞めるか悩む方は多いのではないでしょうか。
もちろん店側の都合もあるので、全てうまくいくとは限りません。
ただ、たかがバイトだからと切り捨てるのではなく向き合ってみると、ゆくゆく自分の糧になることがあるかもしれませんよ!
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